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このHPではIKOI出版の刊行物をご紹介しています。
月刊 『 I K O I』は日本とドイツのさまざまな話題をお届けするミニコミ誌です。
『Leitfaden(ライトファーデン)』は日本での生活に役立つ暮らしの手引きです。
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156号表紙 Leitfaden

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文化・日本

Bambus

 鎌倉、報国寺にある竹の庭ではお休み処でお抹茶を飲みながら竹の庭を眺めることができます。駅への帰り道、小町通りには「やまご」という竹細工の店があります。竹を編んだ小さな花入れには野の花があしらわれ、その可憐な風情に思わず顔が綻びます。

日本最古の物語「竹取物語」は竹にまつわる不思議な御伽噺です。竹取の翁が光り輝く竹の節の中に親指ほどの小さな女の子を見つけて連れ帰ります。女の子は3年ほどでこの世のものとも思えぬ美しい姫に成長し、かぐや姫と呼ばれるようになります。求婚者が後を立ちませんが、実現不可能な課題を与え、有力な求婚者5人全てを退けてしまいます。評判を聞いた帝からも求愛されますが、一瞬姿を消してこの世のものではないことを示します。あきらめた帝はかぐや姫と文や和歌を交わすようになります。

3年後、姫は月を見ては「自分は月の世界の人間で月に帰らなければならない」と言って泣き暮らすようになります。翁は帝から送られた軍勢によって姫を守ろうとしますが、不思議な力で戦意を喪失させられてしまいます。姫は帝に不老不死の薬を渡し、月に帰っていきます。帝は姫のいない世に永らえてもしかたがないと日本一高い山で焼くように命じます。それからその山は不死の山、富士山と呼ばれるようになり常に煙が上るようになったということです。

中が空洞であること、時には一日に1mも伸びるほど成長が速いこと、呪力をもつと信じられていたことなどから、このような物語ができたのではと言われています。竹林の中で暫し浮世を忘れても不思議ではないのかもしれません。

富士山や箱根の山々を望む富士竹類植物園の広い園内(4万m2)ではおよそ500種類の竹を見ることができます。レストランが無いのでお弁当をお忘れなく!。

高台寺:京都府京都市東山区高台寺下河原町526
報国寺:神奈川県鎌倉市浄明寺2-7-4
富士竹類植物園:静岡県長泉町南一色885
1月-3月は日曜日のみ開園。4月-11月火曜日休み
9:00-17:00 大人500円、高校生以下無料
http://fujibamboogarden.com/light/top.htm


 

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